祖母から受け継いだお気に入りの鞄がほころび、縫いをほどいて型を取り、見よう見まねで何とか同じの形を再現したのが2011年。それを機に革の魅力、縫いの楽しさに惹きつけられ制作を続けています。
作品は古来からの鞣し(なめし)の技法である、植物タンニン鞣しの革を使用しております。一般に流通しているクロム鞣しの革と違い、長い時間かけて鞣されたそれは、しなやかでもちもちとした触感、銀面と呼ばれる皮膜がとても丈夫で、擦れ傷なども入りづらいのが特徴です。
ほぼ手縫いで制作しているため、制作できる数が限られてしまいますが、その分細部のひと針まで気を配り、丁寧に作品を仕上げております。
私自身、サックスプレーヤーという肩書きもあり、演奏活動、講師などもしております。物づくりという面では音楽も革細工も全く同じものだと考えており、音楽を通して人との繋がり、暖かさを実感してきた中で、革細工でも同じ事を大切にしたいと思っております。
「受け取った方が暖かい気持ちになれるような作品作り」を目指しています。
作品は全てご注文を受けてからの制作です。
納期はおおよそ1〜3ヶ月です。受注数によって変動しますので詳しい納期などはお問い合わせください。
その他の作品、最新作などはInstagramにて公開しております。
ぜひご覧ください。
Instagram https://www.instagram.com/d.a.61_leatherworks/